ロコモティブシンドローム(ロコモ)

ロコモってなに?

ロコモとは、ロコモティブシンドロームを略した言葉。
英文は、locomotive syndromeと記載されます。 和訳すると、運動器症候群とされます。

このロコモは、日本整形外科学会が提唱している新しい言葉です。

骨、関節、筋肉などの運動器の働きが衰えると、日々の生活において自立度が低くなります。 その結果として、介護が必要になったり、寝たきりになるリスクが高くなると言われています。 このように運動器の障害のために、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態がロコモティブシンドロームなのです。

このロコモティブ(Locomotive)という言葉には、運動や機関車という意味があります。 年をとることに対して、マイナスのイメージにならないことが大事だと考えてロコモが選ばれたようです。

ロコチェックの5つのポイント

ロコモーションチェック(ロコチェック)をしてみよう!

以下のチェックポイントに一つでも該当すれば、ロコモの心配があります。

  • 片足立ちで靴下がはけない
  • 階段を上がるのに手すりを使う必要がある
  • 横断歩道を青信号で渡りきれない
  • 15分程度続けて歩くことができない
  • 家の中でつまづいたり、滑ったりする

無理に試して、転んだりしないようにご注意してください。 腰や股関節の痛み、筋力の衰え、ふらつきといった症状が最近悪化している場合、 医師に診察を受けるなどをしたり、相談のうえ進めるようにしてください。

ロコモーショントレーニング(ロコトレ)をしよう!

ロコモの心配がある人は、ロコモーショントレーニング(ロコトレ)を始めましょう!

ロコモには多種多様なレベルがあります。
どれぐらい歩けるかによって判断することができます。 十分に歩ける人と歩けない人では、ロコトレの実施方法ももちろん違ったものになります。 あなた自身にあった安全な方法でトレーニングするようにしてくださいね。

ロコトレの方法としては、開眼片足立ちやスクワットがあります。
開眼片足立ちは、転倒しなように何かにつかまった状態で左右の足を上げて1分間ずつ、1日3回行ってください。 足は床に着かないぐらいに片足を上げてください。

スクワットは、椅子に腰かけるようにお尻をゆっくりと下ろしてください。
次にお尻を軽く下ろすことから始めて、ひざを曲げすぎないように注意ください。 深呼吸をするようなゆったりとした間隔で5回程度実施してください。1日3回行ってください。周りに注意して実施するようにしてください。

ストレッチ、関節の曲げ伸ばし、ラジオ体操、ウォーキング、各種スポーツなどの運動も積極的に行うこともよいでしょう。

治療中、ケガ、体調の悪い時は無理をせずに医師に相談の上実施してください。 また食後を避けて、痛みや疲れがある時は、無理をせずに休むなど自分のペースでトレーニングするように注意してください。